姉に捧ぐ 満月

告別式の朝。


3ヶ月間の内に 2回も悲しい催事は続き、
姉は文字通り・・疲労困憊でむかえた。



義母とご主人、二人への度重なる 手術、看病は10年近くに及んだ。


そして・・母の後を追うように逝った 主人・・・



10歳以上も老いて見えるほど 青白くやつれた姉は 
業者の手違いもあって、


なんとも・・言い難いほどの痛々しい姿でした。




けれど、



ご主人への愛にあふれる贈る言葉


支えてくれた家族、友人・知人への感謝、


あの世への旅立ちを送り出してくださった ご住職、副住職へのお礼の言葉。



まるで別人のような、毅然とした
喪主を代表しての立派な挨拶だった。





お姉さんへ


今夜は満月です。



おかあさん から
おにいさん から



ありがとう!



満点の 満月 です。

    

          


本当にお疲れ様でした。




頼まれた、
私にできる ほんの少しの事は


任しておいて!! ね。     はなより

       
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