風評被害に負けないで!

朝 10時にならないのに

 宅急便が来ました。


昨日見学した、いわき市の梨の放射能検査と選別をしている所から送ってもらいました。


糖度、 13%(13度)以上 !
あまーくて みずみずしさにあふれています。



さて、検査方法ですが、市では数十か所にあり、すべての出荷物や、家庭で食べる野菜、果物、米などを毎日実施しています。


■検査試験場・昨日の実演では、ゴーヤ。
空調、湿度は一年を通じて一定にし、
毎回、検査の器に隙間なく入れるために、ほんとに細かく刻む必要があるのですが、カッターナイフで実施、
使い捨て手袋、と同様に使ったものは破棄します。

検査技師さんのお話から
「家にも、幼稚園児や子供がいます、ですから真剣に、安全なものを!と取り組んでいます。」




■梨の畑では農協職員から
「あの事故の後、すべての栽培している梨の木の皮を手作業で剥いたのです。
今、96名の梨出荷農家がいますが、67歳以上の方々ばかり…中腰での作業、又、イノシシやカラスの被害や梨の病気で大変でした。
けれど、皮を剥かない農家は出荷停止処分にする!と決めのです。
検査や糖度計は最新のものを導入しています。
安心して食べていただきたい!
この事実を広く知ってほしいのです。」



■無農薬農業を実施している青年から、畑にて
「無農薬で農業をするというのは、草との戦いです。
今年、親父に怒られましたが、米を精米するときに捨てられてしまう 籾 を畑に数トン撒きました。ご覧のように撒いたところは草が生えていません。

これから、どんな野菜にあっているか楽しみなんです。

今日の皆さんのお土産は「葱ドレッシング」!

今はほとんど栽培していない昔ながらの葱を、地元のシェフと考案し、試験販売しています。

シェフはフランス大統領から呼ばれ、このドレッシングを持って食事を作りに出かけるため、昨夜作ってもらったものです。
そして、
「お袋が手作りした 一夜漬けの茄子を食べていってください^^」と。



■エリンギ
市の出荷基準をさらに下回る1ベクレルにも満たないものを外気に触れない施設で数十日間育て、出荷の日に検査をします。

この器械は研究施設でも使用しているほどの精密なもので、東電に導入を話したところ、もう少し安価なもので・・と言われたそうですが、社長さんが直談判したそうです!
もちろん、他に空調と人件費はかかりますよね。



■ブルーベリーの農家では、
熟した2種類のベリーを摘みながら食べ、お土産にも!
採れたて野菜たっぷりのせた、お手伝いしたピザを、「手作りの窯」で焼いてくださいました。

お米も御新香も 美味しかったぁ〜〜!

頂いた ジャムも最高です!^^






■市役所の見せる課プロジェクトの方達:2011年10月発足
いわき市は市民憲章に日本で一番広い市!となっていますが今は抜かれてしまいました。市民憲章を変えようか?と議題になったとき、其の儘にしようと決めましたが、市役所の「額」には但し書が入っています。^^

海もあり、山もあります。

ですが、漁業はほとんど操業していません。。
近場の海の汚染は仕方ないですが・・・「同じ海域」の回遊魚を、他の地方の漁港で水揚げすると市場にでますが、いわき港で水揚げされたものは売れません。

なんとか、風評被害を一人でも多くの方に知って欲しい!それだけなんです!」と市の歌を3回も歌ってくださいました。


帰るとき、
市役所前で手を振ってくださった10数名の方達は、バスが角を曲がると・・・
そこまで全力で走って・・また 手を振って見送っていました。





目の前が真っ暗になったとき


事実を受け止め、



さらに!
難題な事を、出来る事からをすぐ始めた!

勇気ある方達。




なんと、
美しい晴れやかな笑顔ばかり なんでしょう!



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