いちごと竹
大きな禅宗の寺院の境内は
まるで、京都に行ったような素晴らしいお庭でした。
ご供養が終わったあと、ご住職は姉を自分の部屋に呼び、
「今まで よく頑張ってきたね。
今後のご主人の事も考えると 気持ちが晴れない時があるだろう・・いつでもこの庭が見える部屋で ゆったりと過ごしに来なさい・・」と慈悲の言葉をかけてくださったそうです。
わたしは、広いお庭にある竹藪で
真っ赤に咲いた小さなへびいちごに、吸い寄せられるようにして大きな 竹 に出会いました。
あぁ・・・
おばあちゃん
迷わず黄泉の国へ旅立ったね。
残った姉の事は
きっと みんなで協力して励ましていきますから
見守ってくださいね。
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