晩秋 Nezu Seizan:Tea and Art
晩秋の遅い午後、根津美術館に行ってきました。
少し紅葉は終わっていましたが、とっても多くの方が訪れています。
国宝や重要文化財もあるすばらしい美術品の蒐集に圧倒されます。
今は『根津青山の茶の湯』として初代根津嘉一郎の人と茶の道具の展示が始まっています。
気になったのは『蒔絵』
豪華で繊細で、仕掛けまである絵師達の仕事!
「業平蒔絵硯箱」が二つ並んでいます。
一つ目は 伝 尾形光琳作
二つ目は 柴田是真作
まったく同じものですが200年経って作っているんですよね。
たしかに、
美男子だった業平さんの貴族然としたお顔など微妙に違っています。
優れたものはお手本にする・・ってことなのかしら?
この作品につづく、柴田是真作「夕顔蒔絵板戸」は本当におしゃれで素敵でした。
それにしても、
広いお庭に向かってあるCafeで、上品なバームークーヘンと濃いcoffeeをいただきながら思いました。。。
どれだけのお金持ちだったんだろう・・・
今日はお歳暮のお買い物だったのね。
そして、Seizanさんは特にお歳暮茶会を好んだため「歳暮茶博士」と称されていたんですって!
お歳暮選ぶのに、懐と相談しているはなでした。^^v