新しい愛

いつもは見ないTV、日曜日、田原総一郎さんの若年性痴呆症の番組を見ました。
田原さんも奥様を4年前に無くした経験がおありです。乳がん手術後に手が上がらない奥様に、亡くなるまで、シャンプーをしてあげたそうです。同士のようなご夫妻であったが、その当時を『フィクションの愛からリアルな愛を実感した。』と振り返っています。すばらしい言葉ですよね。


さて、若年性痴呆症のご家族のご苦労は並大抵でなく、平易な説明はできません。でも、第一線で活躍されていたご主人や支えてくれていた妻の人間性を第一に、もし、相手が自分を認識できなくなったとしても『愛していきます』って自然体で出る言葉に尊敬と惜しみない愛情があふれていて感動しました。


経済的な問題、そして、一人で生きている人で病気になってしまった方にも政府の援助が望まれます。
大変なことを承知で、人間としての愛情も・・・