青いパパイヤの香り
銀座メゾンエルメスのル・スチュディオ
今月の映画
トラン・アン・ユン監督の1993年のデビュー作
「青いパパイヤの香り」を観てきました。
1951年当時のベトナム サイゴンでの資産家に奉公人として働く10歳の少女が大人の女性へと成長してゆく姿を追っていきます。
身近にある 生き物や移りゆく自然の美しさを透して、大人になってゆく彼女の感性そのものを映す…
何回観ても、素敵な映像美です。
ベトナムは、縦断旅行した思い出深い国。
長い 長い…悲惨な戦争と植民地支配を乗り越えた国。
強い陽射しと
広がる豊かな田園風景の先に
沈んでゆく夕陽の深い色と…
人々の
たおやかさの中に、
生きる強さ を 感じた国。
パパイヤサラダの青い香りが蘇る……
もう一度 行ってみたいな…
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