ダークツーリズム

人類史上初めて原爆が投下された広島、
68年目の「原爆の日」です。


人は英知を集めて素晴らしい発明や発展をします
が、それによって、思わぬ取り返しがつかぬ過ちに繋がることも・・歴史が証明しています。






今、「チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1」という本が話題になっています。



2011年3月11日(金)、福島原発によって被害を受けた地域、人々のために将来を見据え、
1986年に起きたレベル7の原発事故から27年後のチェルノブイリの「現在」から、日本の「未来」を導きだす一冊、
現在のチェルノブイリを訪問して現状を報告したものです。


著者の東浩紀氏は
「誰も 来ない記念館を造っても意味がない。 僕は福島第一原発観光地化計画を提案します」と語っています。



この本は、3.11以後、精力的に福島で取材を重ねた東浩紀氏・開沼博氏・津田大介氏の3名が、チェルノブイリへの取材を敢行し素晴らしい写真とともに発行しました。


クラウドファンディングでは、共感支援者数728名から6,095,001円の支援があったそうです。


「改めて振り返るチェルノブイリ原発事故」 津田大介
http://www.huffingtonpost.jp/daisuke-tsuda/post_4962_b_3424648.html





私自身、振り返ると、
修学旅行で広島や長崎の原爆資料館に行ったこともありますし、沖縄の姫ゆりの塔で、生き残ったおばあちゃんからお話もお聞きし涙しました。
ベトナムに行ったとき、長い戦争の歴史を集めたあまりにも酷い資料館にも行きました。
実家の近くには、世界大戦の時に飛び立った「少年飛行兵」の供養塔もあります。





人は 国のため 人のため という大義のために


どんなに大きな犠牲 を払ってきたのでしょうか・・・


そして、原発事故は、今後 何十年も払い続けなければなりません。!





忘れてはいけない日 ですね!







ダークツーリズム(英語: Dark tourism)とは、
災害被災跡地、戦争跡地など、人類の死や悲しみを対象にした観光のこと。
ブラックツーリズム(Black tourism) または 悲しみのツーリズム(Grief tourism)とも呼ばれている。
タナツーリズム(Thanatourism)は、古代ギリシア語で神格化された死を意味するタナトスに由来するが、これもダークツーリズムに関係しているものの、暴力的な死をよりはっきりと示す時に使われ、より限定的な意味で使われる。
観光とは一般に娯楽性のあるレジャーの1つだが、ダークツーリズムでは、学びの手段として捉える。(wikipedia.より)


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