雨に濡れていた

時々 大降りになる 雨の日曜日。
彼岸参りのついでに姉に会ってきた。


いつものように、手早くご馳走も並べ、手土産も持たせてくれるけど


なにか・・・元気がない。。。。



すぐ上の姉もご主人の腫瘍がわかり、
「mailでも電話でもいいから、今 私に力を貸して・・」
と、電話の声が らしくなく 湿っていた。





雨の庭先で
いつまでも手をふる 姉・・



母が言っていたっけ



兄弟姉妹仲良く。と



そうだね そうだね ・・・


言葉や行動が無ければ 伝わらないこともあるよね。





手折ってくれた 雨に濡れていた風蝶草を挿しながら
今の私にできる事は?・・・・




過ぎてゆく
時の
はかなさ さえも 悲しく思った。


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